代表取締役社長 勝井 優
代表取締役社長 勝井 優

「我々は神様に代わって地球に彫刻を施している。」とは、私が学生時代に土木の授業を初めて習ったときに聞いた言葉であります。

我々は、建設業を営んでいますがこの言葉のように、大変クリエイティブな仕事を「神様」に代わって行っているわけですから当然に地球に優しい、人に優しい仕事を残していかなければなりません。

 

そこで我々のような地方の企業でもこんな趣旨があった仕事が出来るチャンスがあると思われます。

会社の屋上から見渡せば、海と山に囲まれたすばらしい自然があります。この環境を大事に出来る、守っていける会社の素地があるのです。

 

当社は元々、戦後のたびかさなる災害の復旧工事から始まった会社ですが、あたたかい発注者のご指導のもと順調に発展させていただきました。しかし、時代とともに限られた地域での発展は限度があります。

そこで昭和57年から土木の基礎工事の一環であります深礎工事に進出し今ではある程度の全国展開を図っているところであります。

この深礎工事では直径2.5mから大きいものでは直径14m程度までの深さが5~6mから40~50mまで大変広範囲の施工を経験しました。その経験の中で岩盤の掘削作業が絡んだ工事においては従来穿孔作業が作業環境上からも大変過酷(振動障害、白蝋病、じん肺、難聴などの労働災害が発生する)なものでありましたが当社において開発いたしました3種類の立孔穿孔機を使えば諸問題を一気に解決することができました。これも当社が置かれた環境が大変良かったからだと思います。

 

また従来の土木あるいは建築におきましても素材の特性を生かした工法は積極的に採用しています。法面緑化工法の一つでありますSF緑化工法、システム建築で基礎工事及び鉄骨工事の最適化を図ったラピット建築、これらも全て環境に配慮した地球に優しい工法であると確信しています。

我々は地方にいるが故こうして地球に優しい、地域に優しい、人に優しい種々の施工を採用し、マイペースで発展できるよう努力いたすつもりです。

 

こんな勝井建設を僅かな紙面ですが紹介したいと思います。